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地球科学 · 大気 · 天気

上昇する空気の冷却と雲

空気があがる・膨張すると、冷却される可能性がある。そして、それが露点に達すると、凝縮が始まる可能性がある。気温と露点の差は、雲の基礎を示す指標となる。

関連する実験:上昇する空気と雲 →
上昇する空気と雲
上昇する空気と雲の実験画面 →

概念と仕組み

空気の塊が上昇すると、周囲の圧力の低下により膨張します。外部との熱交換が、断熱をわずかな近似としての場合、膨張に伴い温度が低下します。

空気の温度が露点に近づくと、相対湿度が増加します。空気の乾燥状態と比較して、温度が低下する割合の差は、飽和に伴う潜熱の放出によるものです。

関係式と成立条件

飽和状態の前に、シミュレーションは、気温が10℃/km、露点温度が2℃/kmずつ低下することを想定しています。凝結高度は、(T−Td)/8 kmと近似されます。これは、2つの間の差がその速度で減少するためです。

表面の濡れやすさと熱抵抗は、温度、圧力、および湿度によって変化します。この単純なモデルは、全ての雲の高さや降雨量を予測するものではありません。

仮想実験で読み取る変化

結露前は空気10℃/km・露点2℃/km、結露後は空気5℃/kmで冷やす区間近似を使用します。

乾燥・露点・湿潤減率をそれぞれ10・2・5℃/kmの定数で置く区間近似です。混合・コピー・気圧による減率変化を省略します。安定・不安定は、その高さで周囲と温度を比較した浮力判定であり、大気全体の安定度や実際の雲・降水予報ではありません。

重要な関係式と記号

結露高度 = (T−Td)/8 km

式で使う記号と単位
記号意味単位
T, Td初期の気温・露点°C
気温減率高度に対する温度変化率°C/km

例で確かめる

凝結高度 1.5 km で、空気の塊の気温は何ですか。

(25−13)/(10−2)=1.5kmです。凝結前には10℃/kmずつ冷えるので25−10×1.5=10℃です。

よくある誤解

  • 空気があがるという現象を、単に「より高い場所が、空気の温度を下げて熱を奪う」というプロセスだけで説明することはできません。

この概念を実験で確かめる

参考資料

BCcampus · Physical Geology(英語)