概念と仕組み
残留物質量はるつぼ込みCから空るつぼAを引いたC−Aです。
有機物の除去後に残留物が残りますが、一部は揮散や化学形変化を起こします。
関係式と成立条件
(C−A)/(B−A)×100が灰分、(B−C)/(B−A)×100が損失分です。
予備炭化と放冷恒量を確認します。教育条件と参照リンクは現行の試料別公定条件全体の検証を意味しません。
食品の仮想実験で読み取る変化
残留物C−Aを試料質量B−Aで割ります。B−Cは損失であり灰分の分子ではありません。
food-edu-v1の550°C・仮想時間は教育条件です。揮散・飛散・化学形変化が粗灰分に影響します。熱いるつぼはトングで移します。
重要な関係式と記号
灰分(%) = (C − A)/(B − A) × 100
| 記号 | 意味 | 単位 |
|---|---|---|
| A | 恒量の空るつぼ質量 | g |
| B | 灰化前のるつぼ込み質量 | g |
| C | 灰化・放冷後のるつぼ込み質量 | g |
食品分析の例で確認
灰白色の残留物なら恒量確認を省略できますか?
いいえ。色だけで判断せず、連続3回の放冷読値の2差を確認します。
よくある誤解
- 粗灰分を元の無機元素質量の合計や特定ミネラル含量と断定できません。
